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「イラン皇帝の息子『西側はイランへの対応を変えるべき』」

(AFP/file)
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18 Mar 2024 08:03:54 GMT9
18 Mar 2024 08:03:54 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:イラン最後の皇帝(シャー)の息子は共同通信に対し、西側諸国は依然として彼の祖国を誤解しており、イスラム支配者への対処には異なるアプローチを採用すべきだと信じていると語った。

亡命したレザー・パフラヴィ氏、最後の皇帝の息子は、母国の世俗民主主義がイランと中東の安定への道であると信じている。 1979年のイスラム革命までイラン皇太子だったパフラヴィ氏(63)は、「世界は、イランにイスラム政権が存在する限り、世界のあらゆる問題は解消しないと考えるべき」と語った。 「したがって、西側諸国の唯一の選択肢は、解決策は政権の行動の変化ではなく、政権自体の変化であることを最終的に理解することだ。私の唯一の目的は、現政権から将来の究極の世俗民主主義体制へのスムーズな移行を見ることだ。私は自身の立場のためそう言っているのではない。」

とは言っても、彼はイラン政権と闘う人々にとって彼自身に象徴的な価値があることを認識している。 「人々が私に多大な信頼と信頼を寄せていることを理解している。そのため、私はこの政治資金を彼らのために管理し、このプロセスを主導し、最も透明性があり可能な限り民主的なものになるようにするために利用している。国の将来を決定するプロセスだ」とパフラヴィ氏はワシントンで共同通信と行われたインタビューで語った。

同氏は、イラン国内外の反政府勢力を団結させようとする努力の中で、彼の身の安全は「常に問題だった」と述べ、政権の「標的リスト」に入っていると付け加えた。

米国の首都ワシントン近郊に住むパフラヴィ氏は、イラン国民は「体制にうんざり」しており、変化を切望しており、「座してあと数年待つわけにはいかない」と語った。彼はインターネットと国内の抵抗運動を反撃の手段とみなしているが、国外からの直接的な干渉には一線を引いている。 「私は常々、外国のいかなる介入も是としないと言ってきたが外国の支援が必要だ」と述べた。 「45年以上前、イランは経済的繁栄と近代性の点で地域のリーダーだった」とし、かつては「中東の日本」になるはずだったが、その代わりに地域の「北朝鮮」になってしまった国だと説明した。

パフラヴィ氏は、イラン指導者に「最大限の圧力」をかける一方、国民に「最大限の支援」を提供して現状を変える機会を与えるという二重軌道のアプローチを信じている。

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