カイロ:エジプトのアブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領は、EUの外務代表ジョゼップ・ボレル氏と会談し、関係や地域問題について話し合った。
エルシーシ大統領は、ボレル氏とその随行代表団をカイロで迎えた。
会談では、エジプトとEUの強固な関係について話し合われ、双方は協力の勢いを称賛した。
会談の中で、双方は、特に投資と貿易、エネルギー、移民、環境問題において、新たな協力分野を模索していくことを確認した。
大統領府の報道官であるアフマド・ファーミー氏によると、エルシーシとボレル両氏は、ガザや中東情勢についても議論したという。
彼らは、ガザにおける壊滅的な人道的危機を終わらせるために、停戦と人質・拘束者の交換を達成するためのエジプトとそのパートナーによる努力について検討した。
エルシーシ氏は、紛争の拡大につながるエスカレーションの危険性を警告した。
彼は、国際社会とEUの責任として、戦争終結の合意に向けてイスラエルに強い圧力をかけることを強調した。
いかなる合意も、地域の緊張を和らげ、地域の安全と安定を回復する方法で、暴力とヨルダン川西岸地区の激化に対処しなければならない、とエルシーシ氏は述べた。
ボレル氏は、エジプトがこの地域で果たしている安定化の役割に深い謝意を表明し、地域の安定を維持するためにカイロとの協議にEUが関心を寄せていることを強調した。
エルシーシ大統領は、ボレル氏の過去数期間における客観的かつ公正な姿勢を称賛した。