バグダッド: 金曜日、イラクの米国大使館は、今週バグダッド空港の米国の外交施設に対する攻撃について、イラン関連グループの犯行であると非難し、「自衛の権利」を保持していると警告した。
大使館は声明で、火曜日の攻撃による「死傷者の報告はない」とし、その攻撃は「イランと連携する民兵組織がイラク国内で自由に活動して開始した」と述べた。
また、イラク政府に対して、大使館職員と施設を保護するよう求めた。
この施設は空港の敷地内にあるが、米国大使館に隣接しており、後方支援や医療サービスなどを提供している。
今回の攻撃はガザ紛争をめぐる地域的な緊張の高まりの中での出来事であり、また、イランのマフムード・ペゼシュキアン大統領がイラクを訪問する直前のことでもあった。
米国大使館は声明で、イラクは「外交使節団を保護することを繰り返し約束してきた」とし、イラク駐留米軍兵士は「イラク政府の要請により」駐留していると述べた。
さらに、「私たちは、これまでも何度もイラク政府に呼びかけてきたように、外交使節団および連合軍兵士と施設を保護するよう、改めてイラク政府に要請する」
「我々は、世界のどこであっても、自衛と自国民の保護の権利を留保していることを改めて表明する」と述べた。
匿名を条件にAFPの取材に応じた軍高官は水曜日、「カチューシャ型ロケット2発」が爆発を引き起こしたと語った。
イラクにおける米軍および民間施設は、スンニ派イスラム過激派とイランが支援するシーア派武装グループの両方から、繰り返し攻撃を受けている。
AFP