テヘラン:イラン南部の都市を襲った鉄砲水により15人が死亡したと、国営メディアが火曜日に報じた。
「ジロフトでハリル川の洪水による最後の遺体が発見され、合計15人の死亡が確認された」と、IRNA通信の当局者は述べた。
また、捜索・救助活動は終了したと付け加えた。
月曜日の洪水による犠牲者のほとんどは、イラン・イスラム共和国内に住むアフガニスタン国籍の国民であると、イランのISNA通信が伝えた。
ジロフトは通常は乾燥しているケルマーン州南部に位置する都市である。
科学者たちは、気候変動が異常気象を増幅させ、干ばつや暴風雨の激化につながる可能性があると指摘している。
イランでは過去10年間、干ばつが繰り返し発生しているが、定期的に洪水も発生しており、太陽に焼かれた大地に豪雨が降ると、その現象はさらに悪化する。
2022年には、イラン南部で豪雨により少なくとも80人が死亡し、被害総額は2億ドルに上ると推定された。
AFP