
カイロ:イスラエルと和平を結んでいる唯一のアラブ諸国であるエジプトとヨルダンの外相は火曜日、イスラエルの攻撃が拡大する中、レバノンへの連帯を表明した。
カイロでエジプトの外相バドル・アブデルアーティー氏と共同記者会見に臨んだヨルダンのアイマン・サファディ外相は、ガザ地区、占領下のヨルダン川西岸地区、そして今回のレバノンにおける「イスラエルの3方面からの侵略」の終結を求めた。
「我々はイスラエルのレバノン侵攻を非難する。レバノンの首都への砲撃を非難する。レバノン国民の殺害を非難する」とサファディ氏は述べた。
アンマンとカイロの両政府は、この地域が全面戦争の瀬戸際に立たされていると繰り返し警告し、イスラエルが西側諸国の同盟国から免罪を与えられ、国際法を組織的に侵害していると非難している。
「法の上に立ち、説明責任を負わない国がある」とアブデルアーティー氏は述べた。
イスラエルは9月23日、レバノン国内のヒズボラの拠点に対して空爆を開始し、それ以来少なくとも1,150人が死亡、100万人以上が避難を余儀なくされている。
ガザ地区でハマスと戦う一方で、イスラエルはパレスチナの同盟国を支援するヒズボラによる越境砲撃により避難を余儀なくされた数万人のイスラエル人の帰国を可能にするため、レバノンとの国境の安全確保を誓っている。
AFP