
リヤド:数十年にわたる戦争、空爆、自爆テロ、自動車爆弾の後、バグダッドは遺産観光の目的地としての地位を確立しつつある。
2017年のダーイシュの敗北後、イラクの首都の歴史と文化により重点が置かれるようになり、脆弱な安定が生まれた。
83歳の教授ムアファク・アル・タイ氏と、23歳の建築学専攻学生アブドゥラー・イマード氏は、アラベスクのレリーフが施された800年前のアッバース朝時代の宮殿や、12世紀の中央門バブ・アル・ワスタニの胸壁など、バグダッドの歴史的中心地のウォーキングツアーを企画している。
「バグダッドが誇るイスラム建築の価値とアイデンティティを一般の人々にも知っていただきたいのです」とイマード氏は語った。
イラクの遺産に対する関心が再び高まっていることは、「私たちのアイデンティティ、そして遺産とその保存に前向きな変化をもたらす希望の源です」と、建築家のファティマ・アル・モクダッドさん(28)は語った。
「若者たちがインターネットでサーフィンをすると、他の国々が自国の遺産をどのように保護しているかを見ることができる。同じことを望み、また、それに値するものです」と語った。