
北京:中国の習近平国家主席は、水曜日に国営メディアが伝えたところによると、米中間の良好なパートナーシップは、両国にとって互いの発展の妨げとなるものではなく、むしろそれを可能にする機会であると述べた。
「中国は米国のパートナーであり友人となることを望んでいる。これは両国だけでなく世界にも利益をもたらすだろう」と、習氏はCCTVニュースの報道によると、米中関係全国委員会の2024年次賞授賞式の夕食会に宛てた書簡の中で述べた。
習氏は書簡の中で、米中関係は世界で最も重要な二国間関係のひとつであり、人類の未来と運命に影響を与えるものであると指摘した。
両国は国家安全保障上の懸念、継続中の貿易摩擦、南シナ海における中国の行動、台湾周辺での軍事演習の激化をめぐって対立してきた。
貿易関係は過去1年で悪化し、電気自動車や先進的な半導体への規制などの問題が中心となった。
「中国は常に、相互尊重、平和共存、ウィンウィンの協力という原則に従って米中関係を処理してきた。そして、中国と米国の成功は互いの機会であると常に信じてきた」と習氏は述べた。
ロイター