
ドバイ:木曜日、シリアの首都ダマスカス郊外にある複数の住宅ビルに対するイスラエルの攻撃により、15人が死亡、16人が負傷したと国営通信社SANAがシリア軍筋を引用して伝えた。
SANAの報道によると、これらの建物は首都ダマスカスの西にあるマゼとクドゥサヤの郊外にある。
イスラエル軍ラジオは、ダマスカスでの攻撃の標的はパレスチナの武装組織イスラム聖戦の本部と、それ以外の施設であったと述べたが、詳細は明らかにしていない。
イスラエルは数年にわたりシリア国内のイラン関連施設を標的とした空爆を繰り返してきたが、昨年10月7日にパレスチナ武装組織ハマスがイスラエル領内に攻撃を仕掛け、ガザ戦争が勃発して以来、こうした空爆を強化している。
レバノンの武装組織ヒズボラとシリアに拠点を置くイラン革命防衛隊の司令官がマゼーに居住していることは、これらの組織の主要人物が死亡した最近の空爆後に避難した住民によって知られている。
マゼの高層アパートは、過去にハマスやイスラム聖戦を含むパレスチナ派閥の指導者たちの住居として当局によって使用されていた。
ロイター