ローマ:ローマ法王フランシスコは木曜日、キリスト教会の最初の公会議の記念行事に出席するため、来年トルコのイズニックを訪問する予定であると述べたと、イタリアの通信社ANSAが報じた。
初期のキリスト教は、イエスが神であり人間であるという議論で特徴づけられていたが、この問題について教会は325年のニカイア公会議で決定した。
「聖年には、最初の偉大な公会議であるニカイア公会議の1700周年を祝う機会もある。私はそこに行くつもりだ」と法王は神学委員会のイベントで述べたと引用された。
イズニックとして知られるこの都市は、イスタンブールから南東に約150キロ離れたアナトリア西部に位置する。
教皇は6月にはすでにこの旅行への希望を表明しており、世界正教キリスト教の精神的指導者であるバルトロメオス全地教会総主教も、2人がこの重要な節目を祝うと述べていたが、公式な確認はまだなされていなかった。
健康上の問題により海外渡航が困難になっているにもかかわらず、12月17日に88歳を迎えるフランシスコ法王は、9月に11年間の法王在任期間で最長となる12日間のアジア歴訪を終えたばかりである。
ロイター