
イスラエル軍は、ハマスによる10月7日のイスラエル攻撃に関与したとしているパレスチナ人を、ガザでの車両攻撃で殺害したと発表した。
ロイター通信によると、夜から土曜日にかけてのイスラエル軍の攻撃で、少なくとも32人のパレスチナ人が死亡した。
その後、医療関係者によると、ガザ地区南部のハーン・ユーニスで援助を受けるパレスチナ人の集まりの近くにあった車両をイスラエル軍が空爆し、7人が死亡した。
住民やハマスの情報筋によると、小麦粉を受け取る群衆の近くを狙った車両は、ガザへの援助物資輸送を監督する警備担当者のものだったという。
ガザ市民防衛隊とパレスチナ通信社WAFAの声明によると、32人の死者のうち、少なくとも7人がガザ市中心部の家屋へのイスラエル軍の攻撃で死亡した。
ガザ民間防衛隊はまた、ガザ北部のジャバリアでの攻撃で隊員1人が死亡したと報告し、2023年10月7日以降に死亡した民間防衛隊員の総数は88人となった。
これに先立つ土曜日、WAFAは、ガザ南部のハーン・ユーニスで、米国を拠点とする非政府人道支援機関「ワールド・セントラル・キッチン」の職員3人が、民間車両を狙われて死亡したと報じた。
ワールド・セントラル・キッチンは、この事件についてまだコメントしていない。
ロイター