ワシントン:米国は月曜日、イスラエルがパレスチナの銀行に対するライフラインを1年間延長したことを歓迎した。
米国はイスラエルに対し、イスラエルの銀行がパレスチナの銀行と提携することを認める権利放棄を維持するよう圧力をかけており、そうしなければ比較的安定しているヨルダン川西岸地区が経済的大混乱に陥ることを恐れていた。
国務省と財務省は共同声明で、イスラエルの安全保障閣僚会議で木曜日に下された決定を歓迎すると述べた。
「ヨルダン川西岸地区の経済的安定は、イスラエルとパレスチナの安全保障にとって不可欠であり、コルレス・バンキングはその経済的安定の重要な柱である」
「米国は、この問題に関してイスラエル政府とパレスチナ通貨庁が継続的に関与していることを高く評価する」
極右のべザレル・スモトリッチ財務相は、ヨルダン川西岸地区の入植地に住み、1967年以来イスラエルに占領されている地域の完全併合を主張している。以前、欧州3カ国がパレスチナ国家を承認したことへの報復として、権利放棄を打ち切ると脅した。
ジャネット・イエレン米財務長官は、パレスチナの銀行を遮断することは「人道的危機を引き起こす」と警告し、10月にイスラエルが30日間の延長しか承認しなかったことに失望を表明した。
AFP