
ガザ地区、デイル・アル・バラ: ガザ地区の保健当局によれば、イスラエルとハマス武装勢力との14ヶ月に及ぶ戦争による死者は45,000人を超えたという。
ガザ保健省は、民間人と戦闘員を区別してカウントしていないが、死者の半数以上が女性と子どもであるとしている。イスラエル軍は、17,000人以上の武装勢力を殺害したとしているが、証拠は示していない。
厚生省は、2023年10月の開戦以来、45,028人が死亡、106,962人が負傷したと発表した。何千もの遺体がまだ瓦礫の下に埋もれていたり、衛生兵が立ち入ることができない地域にあるため、実際の犠牲者数はもっと多いとしている。今回の戦争は、イスラエルとハマス間の戦闘の中で最も死者が多く、死者数は戦前のガザ全人口約230万人のおよそ2%に相当する。
イスラエルは、ハマスが人口密度の高いガザ地区の民間人居住区内で活動しているため、民間人の死者数の責任はハマスにあると主張している。権利保護団体やパレスチナ人は、イスラエルは民間人の死亡を避けるための十分な予防措置を講じていないと述べている。
戦争は、ハマス率いる武装勢力が2023年10月7日にイスラエル南部に突入し、民間人を中心に約1,200人を殺害、さらに250人を拉致したことから始まった。約100人の人質がまだガザ内におり、少なくともその3分の1は死亡したと考えられている。残りのほとんどは、昨年の停戦中に解放された。
パレスチナの医療関係者が月曜日に語ったところによると、イスラエル軍の攻撃により、ガザ市内で一晩中、4人家族を含む少なくとも10人が死亡した。
保健省の緊急サービスによると、日曜深夜の攻撃はガザ市東部シジャイヤ地区の民家を直撃した。レスキュー隊が瓦礫の下から10人の遺体を収容した。
AP