
シリアの新政権は、バッシャール・アサド政権が追放されてから2週間が経過し、国際関係を構築しようとしている。
SANAによると、与党総司令部はアサド・ハッサン・アル=シバニ氏を外相に指名した。新政権の情報筋はロイターに対し、この措置は「平和と安定をもたらす国際関係を築きたいというシリア国民の願いに応えるものだ」と語った。
シバニ氏に関する詳細はすぐに明らかにならなかった。
シリアの事実上の支配者であるアフメド・アル・シャラア氏は、政権に就いて以来、国連のシリア特使や米国の上級外交官を受け入れるなど、外国の代表団と積極的に関与してきた。
シャラア氏は、国際的な特使団との外交的な関与に意欲を示しており、復興と経済発展の実現に第一の焦点を置いていると述べている。新たな紛争に関与することには興味がないと述べている。
ロイター