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カタール、イスラエルの核施設に対するIAEAの監視を要求

ウィーンの国際原子力機関(IAEA)理事会の会合に出席するカタール国連政府代表部大使兼常駐代表ジャシム・ヤコブ・アル・ハマディ氏(QNA)
ウィーンの国際原子力機関(IAEA)理事会の会合に出席するカタール国連政府代表部大使兼常駐代表ジャシム・ヤコブ・アル・ハマディ氏(QNA)
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09 Mar 2025 08:03:45 GMT9
09 Mar 2025 08:03:45 GMT9

アラブニュース

ドバイ:カタールは土曜日、イスラエルのすべての核施設を国際原子力機関(IAEA)の監視下に置くための国際的な取り組みを求めた。

カタール外務省は声明で、イスラエルに対し「すべての核施設をIAEAの保障措置の対象とすること」、また核兵器不拡散条約(NPT)への参加を呼びかけた。

この声明は、カタール国連大使でウィーン常駐代表のジャシム・ヤコブ・アル・ハマディ氏が出席したウィーンでのIAEA総会に続いて発表された。総会では「占領下のパレスチナ地域における状況とイスラエルの核能力」について話し合われた。

アル・ハマディ氏は総会で、「これらの決議の一部は、イスラエルに対して非核保有国としてNPTに加盟するよう明確に促している」と指摘した。

また、「中東諸国はイスラエルを除くすべてがNPTの加盟国であり、IAEAとの間で実効性のある保障措置協定を結んでいる」と指摘した。

さらに、「イスラエルがガザ地区からのパレスチナ人の強制退去を要求したり、ヨルダン川西岸地区での軍事作戦を強化したり、ガザ地区への人道支援を妨害したり、UNRWAの活動を制限し続けたりするなど、攻撃的な政策を継続している」と指摘した。

カタールはイスラエルとハマス間のガザ停戦交渉の仲介役を務めている。

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