• 政治的移行の促進、諸機関の復興、国際的地位の回復を目指す、とヒセイン・ブラヒム・タハ事務局長が表明

アラブニュース

ジェッダ：イスラム協力機構（OIC）のヒセイン・ブラヒム・タハ事務局長は日曜日、シリアアラブ共和国のOIC加盟復帰を歓迎したとサウジ国営通信が報じた。

タハ氏は、この決定は、同国の歴史における重要な時期にシリア国民への支援を再確認する歴史的な決定であると述べた。

この決定は、金曜日にジェッダで開催されたOIC外相理事会の第20回臨時会合で承認された。

参加者はまた、イスラエルによるパレスチナ人に対する継続中の侵略と、彼らの土地からの追放を求める声についても議論した。

タハ氏は、シリアの復帰は、同国の制度、領土保全、国際社会における地位を回復させる平和的かつ安全な政治的移行を促進することを目的としていると強調した。

また、OICの目標とイスラムの団結を支援するために、シリアと緊密に協力していくという事務局の決意を繰り返し述べた。

シリアは、残虐な内戦の勃発を受けて2012年にOICから除名された。加盟国は、人権侵害と紛争が地域安定に与える影響を懸念していることを理由に挙げた。

シリアの復帰は、外交面での大きな転換を意味し、ダマスカスと地域アクター間の新たな関与を反映しているとSPAは報じた。

OICは57の加盟国からなり、イスラム世界における紛争への対応において長年にわたり主導的な役割を果たしてきた。