

ベイルート :レバノンは改革を通じてアラブ諸国と世界の信頼を回復することを約束する、とジョセフ・アウン大統領は木曜日に語った。
大統領は、サウジアラビアに駐在するレバノン人ビジネスマンとの会合で発言した。
大統領は王国に対し、駐在員とその家族の受け入れに感謝した。
王国のレバノン経営者評議会の代表団を前に、アウン大統領は次のように述べた: 「2019年以来レバノンの銀行で凍結されている預金者の資金で、金融と経済の不始末の後処理をすることは容認できない」
この問題は、経済団体、銀行、中央銀行、預金者、国家が協力して早急に解決する必要がある。
「経済と投資フローを促進するには、信頼できる銀行セクターが必要だ。これは宣誓演説で約束されたことであり、政府の仕事の中核をなすものである」と同大統領は続けた。
また水曜日、ドイツのアンナレーナ・ベアボック外務大臣に対し、イスラエルによる同国南部地域の占領が国連決議1701の実施を妨げており、昨年11月の合意に反していると伝えた。
この発言は、ドイツ政府高官のベイルート訪問中になされた。
ベアボック氏はその後、シリアのドイツ大使館を再開するため、木曜日にダマスカスに向かう予定だった。
アウン大統領は、イスラエル軍によって明け渡された全地域に配備されたレバノン軍は、治安執行と武器押収の任務を遂行していると述べ、ドイツ公使に対し、イスラエルは現在も占領している5つの丘から退去し、その軍隊を国際部隊と交代させるというレバノン軍の提案をすべて拒否したと続けた。
大統領は、この問題の解決に向けて外交努力と交渉が続けられていると述べた。
アウン大統領はまた、イスラエルが数人のレバノン人捕虜を拘束し続け、5人しか釈放されていないと語った。
また木曜日、ヒズボラは前日のユセフ・ラジジ外相の発言に反発し、「イスラエルとの間の停戦合意は、どのグループが武器を持つことを許されるかについて明確になっているにもかかわらず、それを反故にした」と非難した。
マロン派連盟との会談で、ラジジ外相は「イスラエルの占領を終わらせるための外交努力」を強調し、「レバノンの目標は1949年の休戦協定に戻ることであり、唯一の解決策は国際的な圧力、特にアメリカからの圧力である」と述べ、さらに「決議1701の完全実施と軍事作戦の停止である。これらは、戦争に突入し、停戦の決断を遅らせた当事国が引き起こした厳しい条件だ」と付け加えた。
しかしラジジ外相は、レバノンは「イスラエルとの直接的な政治交渉には応じない」と述べた。
これに対し、ヒズボラのイブラヒム・アル・ムサウィ議員は24日、外相の発言は国益を損ない、事実を歪曲し、「最終的にイスラエルに侵略の新たな正当性を与えるものだ」と述べた。
ムサウィ議員は、ヒズボラは「国連決議1701号を通じてレバノン政府が合意したこと」に引き続きコミットしていると付け加えた。
さらに、外相はヒズボラに非難を向けるのではなく、イスラエルの犯罪を非難し、国際社会に主張すべきだったと述べた。
同議員は政府に対し、ラジジ外相の「無責任な発言」を訂正するよう促した。
同様に、ヒズボラのナイム・カセム氏も、外相が「イスラエルに侵略を続ける口実を与えており、レバノン政府高官として不適切な姿勢だ」と非難し、「イスラエルが協定違反を続けている間、我々は協定を守ってきた」と続けた。