
スーダン・ポートスーダン:スーダンの準軍事組織である即応支援部隊(RSF)が金曜日、スーダン北部ダルフール州の飢饉被災キャンプを攻撃し、女性や子どもを含む25人の民間人を殺害したと活動家が伝えた。
砲撃と激しい銃撃戦を伴ったこの攻撃は、「ザムザム避難民キャンプを南と東の両方向から標的にしたもの」であると、北ダルフール州の包囲された州都エル・ファシェル市のボランティア支援団体である地元の抵抗委員会は述べた。
ザムザムやエル・ファシェル周辺の他の避難民キャンプは、スーダン軍とRSFとの2年近くにわたる戦闘で大きな被害を受けている。
先月首都ハルツームの制圧に失敗して以来、スーダンの広大な西部地域であるダルフール制圧を完了させるために、民兵組織は活動を強化している。
目撃者によると、激しい銃撃戦の中、RSFの戦闘車両がキャンプに侵入したという。
地元の抵抗委員会は、攻撃に対して応戦したと述べたが、通信網が遮断され、インターネットも遮断されているため、被害の全容は不明である。
ザムザムは、国連が支援する評価により昨年飢饉が宣言されたスーダンの最初の地域であった。
2023年4月15日に、対立する将軍間の権力闘争が本格的な戦争に発展して以来、スーダンの紛争により数万人が死亡し、1200万人以上が家を追われた。
AFP