• ガザ中心部のブレイジ難民キャンプでは、イスラエル軍の空爆により9人が死亡した。
• ガザ市では、コミュニティ・キッチンへの空爆で6人が死亡した。

ガザ市：ガザの民間防衛局は、戦争で荒廃し、2ヶ月間イスラエルによる援助封鎖下にあるパレスチナ領土で、イスラエルの空爆により、金曜日に少なくとも42人が死亡したと発表した。

イスラエルは、戦闘をほぼ停止させていた停戦の崩壊後、3月18日にガザ地区での軍事作戦を再開した。

AFP通信によると、ガザ中心部のブレイジ難民キャンプでイスラエル軍の空爆があり、9人が死亡した。

AFP通信は、ブレイジ・キャンプへの空爆の直後の映像で、パレスチナ人が、ぺしゃんこになった建物の瓦礫の中で死傷者を探している様子を映した。

「夜中に目を覚ますと、煙と瓦礫と石と榴散弾が降り注いでいた」

「瓦礫の下から殉教者、つまり遺体や手足を引きずり出した」

また、北部の都市ベイトラヒアにあるアル・マスリ一家の家を狙った攻撃で6人が死亡したと、民間防衛当局のムガユール氏が付け加えた。

ガザ市では、コミュニティの台所への攻撃でさらに6人が死亡したと民間防衛局は報告した。

ガザ地区全体では、同様の攻撃で少なくとも21人の死亡が報告された。

ハマスが統治するガザの保健省は木曜日、イスラエルがガザでの作戦を再開して以来、少なくとも2,326人が死亡し、戦争勃発以来の死者数は全体で52,418人になったと発表した。

戦争は、ハマスが2023年10月7日にイスラエルを攻撃した後に勃発した。

AFP通信が公式発表に基づき集計したところ、この攻撃でイスラエル側は1218人（ほとんどが民間人）が死亡した。

また、武装勢力は251人を拉致し、そのうち58人はいまだにガザで拘束されており、そのうち34人は死亡したとイスラエル軍は発表している。

イスラエル政府は、この新たな作戦はハマスに残りの捕虜を解放させるのが目的だというが、批評家たちは彼らを命の危険にさらしていると非難している。

イスラエルは、19日に発効した停戦が崩壊する数日前の3月2日に、ガザへの援助物資の輸送を停止した。

国連は、現地の人道的大惨事の規模を繰り返し警告しており、飢饉が再び迫ってきている。

金曜日、赤十字国際委員会は、ガザにおける人道的対応は 「完全に崩壊寸前 」であると述べた。

「この状況をこれ以上エスカレートさせてはならない」