
ガザ市:ガザの民間防衛局は土曜日、ハーン・ユーニス難民キャンプに対する一晩のイスラエルの攻撃により、1歳までの赤ん坊3人を含む少なくとも11人が死亡したと発表した。
民間防衛のマフムード・バサル報道官は、午前3時(日本時間午前0時)ごろ、ガザ南部のハーン・ユーニスキャンプにあるアルバイラム家の家屋が砲撃され、11人が死亡したと報告した。
バサル氏はAFPに対し、死者のうち8人の身元が確認され、1歳の男の子と女の子、生後1カ月の赤ん坊を含む、全員が同じ親戚の家族だったと語った。
AFPの取材に対し、イスラエル軍はこの空爆についてすぐにはコメントしなかった。
イスラエルは3月18日、ハマスに対する2ヶ月間の休戦後、ガザでの軍事攻撃を再開した。
金曜日に民間防衛局は、イスラエルの攻撃により、3月2日以来イスラエルによる完全封鎖下にある、戦争で荒廃した領域全体で少なくとも42人が死亡したと発表した。
イスラエルは、ハマスが物資を横流ししたとして、ガザへの援助物資の輸送を停止した。イスラエルは、この封鎖は過激派に圧力をかけ、パレスチナ自治区で拘束されている人質を解放させるためのものだとしている。
国連機関はイスラエルに対し、ガザの人々が人道的大災害に見舞われており、飢饉の恐れがあると警告し、制限を解除するよう求めている。
AFP=時事