
ドバイ:イエメン南部の米国による空爆で、アルカイダメンバー5人が殺害されたと、イエメンの治安筋2人が土曜、AFPに語った。
アビヤン州の治安筋は、「この地域の住民から、米国による空爆があったことを知らされた」
「金曜の夕方、ハバル・アル・マラクシャの北をアメリカが攻撃し、5人が死亡した」と2番目の情報筋は語った。
人目の情報筋は、空爆で死亡した者の名前は不明だが、アルカイダの現地指導者の1人が死亡者の中に含まれていると思われる、と付け加えた。
ワシントンはかつて、アラビア半島のアルカイダ(AQAP)として知られるこのグループを、過激派ネットワークの最も危険な支部とみなしていた。
アルカイダのイエメン派とサウジ派が合併して2009年に誕生したAQAPは、2015年以来、イランの支援を受けたフーシ派武装勢力と政府を支援するサウジ主導の連合軍が対立しているイエメン戦争の混乱の中で成長し、発展した。
今月初め、アメリカは10年以上にわたってイエメンの大部分を支配してきたフーシ派との停戦に合意し、過激派が支配する地域に対する数週間にわたるアメリカの激しい攻撃に終止符を打った。
フーシ派は、イスラエルとハマスの戦争が始まって数週間後の2023年11月、紅海とアデン湾の船舶に発砲し始めた。
イエメン紛争は数十万人の死者を出し、世界最悪の人道危機のひとつを引き起こしたが、2022年に国連が交渉した半年間の停戦後、戦闘は大幅に減少した。
AFP