• エフード・オルメルト氏：軍は「無差別、無制限、残酷で犯罪的な民間人の殺害」を行っている。
• 政府は「目標も明確な計画もなく、成功の見込みもない」戦争を行っている

アラブニュース

ロンドン：「イスラエルはガザで「戦争犯罪」を犯しており、「何千人もの罪のないパレスチナ人が殺されている」と、エフード・オルメルト元首相はハーレツ紙に寄稿した。

2009年までイスラエルの第12代首相を務めたオルメルト氏は、現政権を「目的もなく、目標も明確な計画もなく、成功の見込みもない戦争を行なっている」と非難した。

「ベンヤミン・ネタニヤフ首相が率いる犯罪者集団は、この分野でもイスラエルの歴史に並ぶもののない前例を作った」

ネタニヤフ首相のリクード党の元メンバーであるオルメルト氏は、「パレスチナ住民の無意味な犠牲者」がここ数週間で「巨大な割合」に達していると述べた。

ガザでのイスラエルの軍事作戦は「正当な戦争目標」とは無関係であり、パレスチナの飛び地を「人道的災害地域」に変えた「私的な政治戦争」だとオルメルト氏は付け加えた。

イスラエルがガザで戦争犯罪を犯しているという主張に反論しようとしたこともあったが、「もはや反論できない。私たちが今ガザでやっていることは、荒廃の戦争だ： 無差別、無制限、残酷で犯罪的な民間人の殺害だ」

「故意に、邪悪に、悪意を持って、無責任に指示された政府の政策の結果なのだ。そう、イスラエルは戦争犯罪を犯しているのだ」

先週のBBCとのインタビューで、オルメルト氏はガザ紛争を「目的のない戦争、人質の命を救うことができる何かを達成する可能性のない戦争」と表現した。

彼の発言は、著名な政治家で元イスラエル軍副参謀長のヤイル・ゴラン氏の同様の発言に続くものである。

ゴラン氏は先週、国営放送に対し、「まともな国は民間人を相手に戦わないし、趣味で赤ん坊を殺したりしない」と発言した。