
パレスチナ自治区ガザ市: ガザの救助隊によると、イスラエルが今月作戦を強化し、包囲されたパレスチナ自治区全域で、イスラエルの攻撃により16人が水曜日に死亡した。
「イスラエルによるガザ地区への空爆により、未明から16人が死亡した」
そのうち9人はフォトジャーナリスト、オサマ・アル・アルビード氏の家族で、午前2時にガザ北部の自宅を空爆され死亡した、とバサル報道官は述べた。
バサル報道官は、地元の映画制作組織でビデオグラファー兼編集者を務めているアルビード氏は負傷した、と付け加えた。
ガザ中心部では、同じ家族の別の6人が殺害され、「子どもを含む 」15人が負傷した。
ガザ南部のハーン・ユーニス近郊では、もう1人、バサルという民間人が殺害された。
AFPの取材に対し、イスラエル軍は、正確な座標がなければコメントできないとして、批判を拒否した。
イスラエルは今月、「ハマスの敗北」を目指し、ガザでの攻撃を強化している。ハマスが2023年10月にイスラエルを攻撃したことが戦争の引き金となってから1年半以上が経過した。
公式発表に基づくAFPの集計によると、この攻撃で約1,218人が死亡し、そのほとんどが民間人だった。
また、武装勢力は251人の人質を取り、そのうち57人はガザに残っている。
ハマスが統治するガザの保健省は月曜日、イスラエルが3月18日に停戦を打ち切って以来、少なくとも3822人が同領土で死亡したと発表した。
AFP