
ドバイ:アントニオ・グテーレス国連事務総長は火曜日、イエメンのフーシ派武装勢力に対し、拘束から 1 年が経過した国連職員を含む数十人の援助要員の釈放を要求した。
戦争で荒廃したこの国の大部分を支配するイランの支援を受ける武装勢力は、昨年 6 月、国連職員 13 人と援助団体職員 50 人以上を拘束した。
グテーレス事務総長は、イエメン担当特使のハンス・グルンドベルグ氏の事務所が発表した声明で、「彼らの即時かつ無条件の釈放を改めて求める」と述べた。
また、「国連とその人道支援パートナーは、彼らが奉仕する人々のために任務を遂行している間に、決して標的にされたり、逮捕されたり、拘束されたりしてはならない」と付け加えた。
10年に及ぶ内戦により、イエメンは世界最悪の人道危機に陥っており、人口の半分以上が援助に依存している。
この逮捕を受けて、国連は、アラビア半島で最も貧しいこの国の一部の地域での派遣を制限し、活動を停止した。
当時、フーシ派は、援助団体を装った「アメリカとイスラエルのスパイ組織」が活動していると主張したが、国連はこれを断固として否定した。
グテーレス氏はまた、2 月に世界食糧計画(WFP)の職員が拘禁中に死亡した「嘆かわしい悲劇」を嘆いた。
フーシ派は、国際的に認められた、苦境に立たされている政府を支援するサウジアラビア主導の連合軍との戦争の中で、援助活動家を含む数百人の民間人を拉致、恣意的に拘禁、拷問してきた。
AFP