
ロンドン】イランのシャヘド101戦闘用ドローンが月曜日、ヨルダンの首都アンマンのウム・ウタイナ地区のビルに墜落した。
ヨルダン軍のスポークスマンであるムスタファ・ヒアリ准将によると、ドローンは爆発性の弾頭を持っていたが、ウム・ウタイナのレストランのパティオに衝突しても爆発しなかったという。負傷者はなく、軍のエンジニアが装置を解体した。
最近、2機のドローンがアブン・セイルとアズラクの住宅ビルを直撃し、爆発物を搭載した27機の無傷のドローンが国内の無人の地域に墜落したと同氏は述べた。さらに、何百ものドローンやミサイルの部品がヨルダン領内に落下したが、大きな被害や重傷者は出なかったとヒアリ氏は付け加えた。サイレンが鳴ったら避難するようヨルダン国民に呼びかけた、とヨルダン通信が伝えた。
イスラエルとイランの衝突が6月13日に始まって以来、この地域では緊張が高まっており、中東全域で本格的な戦争が勃発する恐れが出てきた。それ以来、両国は攻撃の応酬を続けており、日曜日にはアメリカがイランの核施設3カ所を空爆し、事態はエスカレートした。