
ハルツーム:スーダンのダルフール地域の市民は、正規軍と準軍事的なライバルとの間の内戦で、大規模な残虐行為と民族的暴力に直面している、と慈善団体「国境なき医師団」は木曜日に警告した。
即応支援部隊(RSF)は、3月に首都ハルツームの支配権を失って以来、ダルフールで勢力を強化しようとしている。彼らの前身であるジャンジャウィード民兵組織は、20年前にダルフールでの大量虐殺で告発された。
準軍事組織は、2024年5月から包囲している北ダルフール州の州都エルファシャーへの攻撃を強化しており、この地域における最後の砦から軍隊を追い出そうとしている。
「人々は無差別の激しい戦闘に巻き込まれているだけでなく、即応支援部隊(RSF)とその同盟によって、特に民族を理由に積極的に攻撃されている」と、国境なき医師団の緊急事態担当責任者であるミシェル・オリヴィエ・ラシャリテは述べた。食料と水の供給を断たれ、医療へのアクセスを奪われた数十万人の人々が住むエルファシャーは、「本格的な攻撃の脅威にさらされている」とラシャリテ氏は述べた。
AFP