
アラブニュース
ドバイ—- 民間部門での男女同一賃金を義務付ける大統領令が金曜日に施行されたと首長国連邦通信社(WAM)が伝えた。
新法は「同じ仕事あるいは同価値の別の仕事を執り行う場合、女性従業員が受け取る賃金は男性従業員の賃金と同じでなくてはならない」と定めている。
UAEのシェイク・ハリーファ・ビン・ザーイド・アル=ナヒヤーン大統領は新法の施行を命じた。同法が初めて同国の内閣で承認されたのは2018年のことだ。
人的資源・自国民化省は、新法によって同国の男女平等における同地域の評判と国際的な評判が高まったと話した。
世界経済フォーラムが今年発表した報告書では、UAEは男女の賃金格差をなくす地域のリーダーであると主張した。
「UAEの民間部門で仕事をしているすべての女性にお祝いの言葉を贈ります。この一歩は間違いなく女性の社会進出を促進し、国家の発展における女性の役割を助け、世界のジェンダー平等指数に関するUAEのステータスを高めるでしょう」とUAEジェンダー・バランス評議会のシェイカ・マナル・ビン・モハメド議長はTwitter上で発言した。
2019年国連開発プログラムのジェンダー不平等指標でUAEは世界26位だった。