
アラブニュース
イエメンの問題の背後にはイランが支援するフーシ武装集団があると、サウジアラビアの外務大臣ファイサル・ビン・ファーハン王子が金曜に述べた。
サウジの国営TVアルエクバリヤによれば、王国は弾道ミサイルやドローンによる数百回の攻撃にさらされてきたと、同大臣は話した。
このニュースの数日前、フーシがジッダにあるサウジの石油施設をミサイルで攻撃した。
フーシの軍隊は、首都リヤドを含むサウジアラビアの民間空港や石油インフラに対し、ミサイルやドローンによる多数の攻撃を行ってきた。
一方で、英国の中東担当大臣ジェームズ・クリバリーはフーシに対し、国連の専門家が直ちに石油タンカー「FSOセーファー」に乗船することを許可するように求めた。
FSOには約110万バレルの石油が積み込まれている。国連はタンカーがひどい状態にあると述べてきた。5月には制御室に水が入り込み、石油の流出を引き起こす可能性があった。