



ベイルート : 日曜日、シリアとレバノンの国境にほど近い、ガスボンベを保管する倉庫が爆発に見舞われ、少なくとも 10 人が負傷した、とレバノン赤十字と陸軍が発表した。
爆発が発生し、負傷者が病院に救急搬送されたヘルメル (Hermel) 地区東部のアル・カサーの村に、救助隊員数班が派遣された、と赤十字は発表した。
「私たちは、ガスボンベを保管する倉庫の爆発に対応しています。三班で対応に当たっています。十人が負傷し、近くの病院に搬送されました」、と赤十字は声明を発表した。
爆風は倉庫の中のガスボンベが爆発したためだ、とレバノン陸軍のスポークスマンは、フランス通信社 (AFP) に話した。
ヘルメル地区は、シリアへの不法越境が多いことで有名で、密輸者は国境を越えて様々な密輸品を運ぶ際に利用している。
密輸は双方向に行われるが、2011 年の戦争勃発以来、国家が増え続ける経済危機、そして国際的制裁に直面しているため、レバノンからシリアへのそれが増加している。
シリア政府の重要な支持者であるシーア派の活動であるヒズボラは、レバノンのメディアや一部の政治団体から、シリアへの密輸行為を行うことは、1975 年から 1990 年の内戦以来の最悪の経済危機に取り組み続けるレバノンにとって有害であるとして、しばしば非難されている。
フランス通信社 (AFP)