
ベイルート:レバノン中央銀行の総裁、リアド・サラメ氏は、職務怠慢および信託違反で摘発された、と国営通信社は木曜日に報告した。
ガーダ・アウン検事はさらに、社則に違反したとして通貨両替を行う企業を起訴した、と同通信社は述べた。
同通信社はそれ以上の詳細情報は提供しなかった。サラメ氏はすぐにコメントには応じなかった。
サラメ氏は1993年からレバノン中央銀行の総裁を務めている。アウン氏は、基本財に助成金を支払うことに割り当てられたサラメ氏のドルの管理を調査していた。
サラメ氏の役割は、レバノンの金融制度が2019年に崩壊した後、レバノン・ポンドの崩壊と主権国家の債務不履行を促進したとして綿密な調査の対象となった。
ロイター