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中東でイスラエル所有の船が爆発の被害を受ける – AP通信

MVヘリオス・レイ号は爆発の被害を受けた。(MarineTraffic.Com)
MVヘリオス・レイ号は爆発の被害を受けた。(MarineTraffic.Com)
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27 Feb 2021 09:02:32 GMT9
27 Feb 2021 09:02:32 GMT9
  • 英国海事貿易オペレーションによると、乗組員と船は安全だという

アラブニュース 

アラブ首長国連邦、ドバイ:中東から出航したイスラエル所有の貨物船が金曜日に爆発の被害を受けた。米国とイランの間の緊張が激化する中で、地域の船舶の安全性についての懸念が再燃している。

イギリス海軍が運営する英国海事貿易オペレーションによると、乗組員と船は安全だという。オマーン湾での爆発により、同船は最寄りの港に向かうことを余儀なくされた。

海洋情報会社ドライアド・グローバルは被害を受けた船をバハマ船籍のロールオン・ロールオフ車両運搬船「MVヘリオス・レイ号」と確認した。

別の非公開の治安当局者は、匿名を条件にAP通信に情報提供について話し、被害を受けた船を同様にヘリオス・レイ号と確認した。

ウェブサイトMarineTraffic.comからの衛星追跡データによると、ヘリオス・レイ号はグリニッジ標準時6:00にアラビア海に入りかけていたが、突然回頭してホルムズ海峡へ向かい始めた。同船はサウジアラビアのダンマームを出港し、追跡装置には目的地としてシンガポールがそのまま記載されていた。

この爆発は、イラン政府が米国政府に対する影響力を得るために、世界の大国と2015年に結んだ核合意に違反する行為を増やす中で起こった。イランは核合意の下で受けていた制裁緩和を認めるようバイデン大統領に圧力をかけようとしている。核合意は約3年前にドナルド・トランプ前大統領が放棄していた。

データ会社リフィニティブのランジス・ラジャ氏はAP通信の取材に対し、イスラエルが所有する同船は木曜日にアラビア湾を出てシンガポールに向かっていたと述べた。同氏によると、同船は金曜日のグリニッジ標準時2:30に停船し、オマーンの主要な港の東側に少なくとも9時間とどまった後、恐らく被害の確認と修理のために360度旋回してドバイに向かって航行を始めたという。

爆発の詳細は不明のままだが、米国の国防当局者2人がAP通信に語ったところによると、同船は爆発で左舷側に2つの穴、右舷側に2つの穴が喫水線のすぐ上に開いていたという。当局者らは、穴ができた原因は依然として不明だと述べた。彼らは匿名を条件に事件に関する未発表の情報をAP通信に話した。

国連の船舶データベースによると、船舶の所有者はテルアビブに拠点を置くレイ・シッピング社と確認されている。レイ・シッピング社への電話は金曜日の間通じなかった。

「ラミ」と呼ばれているアブラハム・ウンガル氏(74)はレイ・シッピング社の創設者で、イスラエルで最も裕福な人物の1人として知られている。ウンガル氏は海運業と建設業で財を成した。

ウンガル氏が支援と海洋訓練を提供しているニコラ・Y・ヴァプツァロフ海軍士官学校によると、同氏は車両運搬船を数十隻所有し、数千人の技術者を雇用している。

バーレーンを拠点とする米海軍第5艦隊は、「状況を認識し、注視している」と発表した。米国運輸省の機関である連邦海事局は、土曜日の早い段階で爆発について通知し、オマーン湾を「通過する際には注意を払うように」と商船会社に警告を発した。

爆発の状況は明らかになっていないが、ドライアド・グローバルは、爆発は「イラン軍による釣り合いの取れない活動」に起因する可能性が高いと述べた。

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