レバノンの政治家は自国を救う兆候を全く見せていない、とフランスが証言

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レバノンの政治家は自国を救う兆候を全く見せていない、とフランスが証言

レバノンの政治家は自国を救う兆候を全く見せていない、とフランスが証言

ジャン＝イヴ・ル・ドリアン仏欧州・外務大臣は、2021年3月11日、フランスのパリで、ドイツ、ヨルダン、エジプト側の外務大臣との会合前に、写真撮影に向けて準備をしている。（ロイター）

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12 Mar 2021 05:03:54 GMT9

・「私はレバノンの政治家を、危機にある自国を助けていないという罪があると見なしたくなる」とル・ドリアン氏は述べた。

・「今日、行動する時間はまだあるが、明日では遅すぎる」と彼は述べた。

パリ：フランスの外務大臣は木曜日、レバノンの崩壊を防ぐ時間がなくなってきており、この国の政治家は自国を救うためにできることを行っている兆候が見られない、と述べた。

フランスは、論争を続ける政治家を説得して改革のロードマップを採用し、国際的支援を受けられるよう開放して新政権を作るため、パリの歴史的影響力を利用しようと試みることで、1975年から1990年まで続いたレバノン内戦以来、深刻な危機に見舞われたこのフランスの元保護領を救済しようと国際的な取り組みの指揮を執ってきた。

「私はレバノンの政治家を、危機にある自国を助けていないという罪があると見なしたくなる」とジャン＝イヴ・ル・ドリアン氏はパリで行われた記者会見で語った。

「彼らは皆、包括的な政府を作り出すため行動して、必要不可欠な改革を実行することを約束した。これは7ヵ月前のことで、何も進行していない。手遅れだとは思わないが、この遅れは崩壊するまであとわずかしかない」

サアド・ハリーリー次期首相はミシェル・アウン大統領と論争し、10月以来、新政権を作ることができずにいる。

抗議者団体は、レバノンの通貨が過去最低に急落し、レバノンの財政破綻に対する国民の怒りを深めて以来、毎日タイヤを燃やし、道路を封鎖している。

「国際社会が懸念を持って見守っていることを知りつつ、自らの運命に対処することは、レバノン当局にかかっている」とル・ドリアン氏は述べた。「今日、行動する時間はまだあるが、明日では遅すぎる」。

ロイター