
チュニジア、チュニス:チュニジア当局は、苦戦中の内陸部山岳地帯での対テロ作戦中に、1人の女性が自らの乳児を巻き添えに自爆テロを起こしたと発表した。
治安のための軍事活動中に、他にも2人の過激派が殺害されたと内務省が木曜夜に発表した。
ある軍事作戦で、チュニジア軍がカセリン県サロウム山周辺で過激派集団を追跡しており、1人の過激派容疑者を殺害したところ、その妻が自爆ベルトを起動させて自死したという。その爆発で女性に抱かれていた乳児が死亡し、現場に一緒にいた上の娘は助かったと内務省は述べている。
この地域に避難している過激派の中に女性の存在を報告するのは初めてのことだと同省は述べた。
2つめの作戦で、ムギラ山周辺で治安部隊が、チュニジアのジュンドアルキラファ旅団のリーダーと思われる人物を殺害したと発表された。同旅団はISILに忠誠を誓っており、近年のチュニジアでのいくつかの攻撃に関与していると考えられている。
AP