
アラブニュース
ドバイ: ヨルダンのファイサル・アル・ファイズ上院議長が、エルサレムに住むパレスチナ人に対する「人種差別的なイスラエルの攻撃や行為」を記者会見で非難したと、ヨルダンの通信社ペトラが日曜に報じた。
ファイズ氏はそれらの攻撃を「国家テロ」として言及し、国際社会が「毅然とした態度で立ち向かう必要がある」と述べた。また、パレスチナの人々やエルサレムにあるイスラム教とキリスト教の聖地に対して犯している犯罪を、イスラエルの責任とした。
ファイズ氏は、ヨルダンが引き続きパレスチナ人、パレスチナ人の権利、およびパレスチナ国土でのアルクドス・アルシャリフを首都とする独立したパレスチナ国家の建設を支持すると述べた。
ファイズ氏は、エルサレムとその神聖さを守るために指導者アブドゥッラー2世の下でヨルダンが行う努力は、その宗教的・歴史的義務およびイスラム教とキリスト教の聖地の守護者であるハシミテの役割に基づいてアルクドス・アルシャリフを守るヨルダンの役割と一致していると話した。
同氏は、国際社会、安全保障理事会、国連の機関と国際組織、および世界の全ての国会機関に対し、エルサレムの人々と街を守るための責任を負い、人道的・法的な役割を果たすように求めた。