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フランス、30 機の戦闘機をエジプトに売る

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04 May 2021 06:05:02 GMT9
04 May 2021 06:05:02 GMT9

パリ : エジプトは、フランスからラファール戦闘機 30 機購入する契約に署名した、と同国防衛相は、火曜日早朝の声明で発表した。

この契約は、37 億 5,000 万ユーロ (45 億ドル ) 相当に上る、と調査サイトのディスクローズ (Disclose) は月曜日発表した。

またこの契約は、少なくとも 10 年返済の融資により資金調達を行う、とエジプト防衛相は発表したが、契約額やそれ以上の詳細については明らかにされなかった。

4月下旬に合意は締結され、契約は、エジプトの代表団がパリに到着する火曜日に調印される、とディスクローズは、機密文書を引用して発表した。

ギリシャにラファール 18 機を販売した、25 億ユーロに上る合意も 1 月に最終承認されており、ダッソー製戦闘機はこの契約により一段と後押しされることとなるだろう。

伝えられるところによると、このエジプトの合意には、ミサイル供給企業 MBDA、および装備品供給企業サフラン・エレクトロニクス・ディフェンス (Safran Electronics & Defense) との、2 億ユーロに上る別の契約も含まれている。

フランス財務相、外務相、および軍事相のコメントは、すぐには得られなかった。

フランスは、2013 年から 2017 年には、エジプトへの主たる武器提供国であった。それには、戦闘機 24 機の販売、および 12 機のオプション契約があった。契約には、後段階における、ラファール戦闘機と戦艦を追加購入する契約が含まれていたが、現在は完全に終了した。

この契約の資金調達については、フランス政府、そして BNP パリバ (BNP Paribas SA)、クレディ・アグリコル (Credit Agricole)、ソシエテ・ジェネラル (Societe Generale)、および CIC が 85 パーセントまで保証する。これらの機関は、元の契約において資金提供を行い、今回再び署名に至っている。銀行のコメントは得られていない。

両国は、リビアにおける政治的空白、同地域の不安定性、そしてエジプトにおけるジハード集団による脅威を懸念し、アブドゥル・ファッターフ・アッ=シーシー大統領が権力の座についてからというもの、より親密な経済的軍事的連携を深めている。

ロイター

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