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アラブ連合軍、イエメン和平プロセスに向けた下準備を望んでいると表明

木曜日には、煙が上がっている写真と共に、サヌアで爆発音が相次いで聞こえたという報道があった。(資料/AFP通信)
木曜日には、煙が上がっている写真と共に、サヌアで爆発音が相次いで聞こえたという報道があった。(資料/AFP通信)
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11 Jun 2021 06:06:45 GMT9
11 Jun 2021 06:06:45 GMT9
  • 戦争終結に向けた和解の機は熟したと外相が発言

サイード・アル・バタティ 

アレクサンドリア:イエメンに駐留するアラブ連合軍は木曜日、平和的解決に向けた政治的な下準備を望み、サヌアをはじめとするイエメンのあらゆる都市周辺での攻撃を中止したと発表した。

アラブ連合軍の声明は、イエメンの首都近郊でフーシ派の装甲師団が攻撃されたという報道を受けて発表された。

アラブ連合軍のトゥルキ・アル・マリキ報道官は、「和平プロセスに向けた政治的な下準備を目指し、この間、サヌアをはじめとするイエメンのいかなる都市周辺でも軍事行動は行われていない」と述べ、この報道を否定した。

イエメンのアハマド・アワド・ビン・ムバラク外務大臣はアラブニュースに対し、国際社会がフーシ派に、争点の多い問題を扱うさらに包括的な和平協定に合意するよう圧力をかけているため、戦争終結に向けて好条件が揃っていると語った。

ビン・ムバラク外相は加えて、地域および国際的な調停者は、即時停戦、サヌア空港の再開、ホデイダ港での燃料輸入規制の解除、政治交渉の再開などの実現を求める「現実的な」和平イニシアチブをフーシ派と協議していると述べた。

「我々は、和平交渉に向けた大きな勢いを目の当たりにしており、テーブルの上には現実的な提案がある。和平を実現し、戦争を止めるための要件は揃った。この現実的な提案は、(サヌア)空港と(ホデイダ)港の問題に関する我々とフーシ派の様々な懸念に対応するものだ」

マーチン・グリフィス国連イエメン特使、ティム・レンダーキング米国イエメン特使、そしてオマーン政府関係者は、フーシ派に合意を受け入れるよう説得するために、マスカットとフーシ派が支配するサヌアの間で幅広いシャトル外交を行ってきた。

ビン・ムバラク外相は、イエメン政府が新たな提案を受け入れたように、フーシ派が新たな提案を受け入れれば戦争は止まると述べた。

「この提案が成功するかどうかは、フーシ派がどの程度この提案に協力するかにかかっている」 

ビン・ムバラク氏は、イエメン政府が今回の提案に同意する前提は、4つの要素が同時に実施されることだと説明した。4つの要素とは、アラブ連合軍とイエメン政府がサヌア空港とホデイダ港への制限を緩和し、フーシ派の標的に対する空爆を停止するのに合わせて、フーシ派が中部の都市マアリブへの攻撃を含む軍事行動を終了することだ。

「この提案に対する我々の立場は、4つの要素が1つのパッケージになっているということだ。そして、人間の苦しみを終わらせるための最も重要な一歩は、戦争を止めることだ」

ビン・ムバラク氏は、すべての湾岸協力会議加盟国に加え、エジプト、ジブチ、ロシアを訪問し、欧州にも滞在して、戦争終結に向けたイエメン政府の見解を説明すると共に、人道的危機をめぐるフーシ派の主張に反論した。

「訪問の主な目的は、これらの重要な国々に、イエメンの問題、政治的進展の実情、イエメン政府の和平に対する見解を説明し、戦争を止める本当の機会を提供する公正で持続可能な和平に対する我々の熱意を確認することだ」とビン・ムバラク氏は述べた。

ビン・ムバラク氏は、2月7日に始まったフーシ派のマアリブに対する攻勢は、攻撃が繰り返されているにもかかわらず、失敗していると述べた。ビン・ムバラク氏は、イエメン政府がこの「運命を左右する」戦いに全精力を傾けていることを強調した。

「我々にとってマアリブは重要な問題だ。イエメン政府のすべての努力はマアリブでのフーシ派の打倒に向けられている」

ビン・ムバラク氏は、イランがマアリブでの軍事的対立の激化を、核開発計画をめぐる交渉材料として利用していると非難した。「(フーシ派の)強硬姿勢がある。このような姿勢によってイエメンはイランの核協議で議論されている問題の1つになっており、結果としてイランに利益をもたらしている」

ビン・ムバラク氏は、フーシ派が和平交渉を頓挫させているという米国の発言を歓迎した。「米国の立場は、問題をかなり忠実に表現している。このような理解と前向きなアプローチに感謝しており、これが和平交渉の進展につながると信じている」

ビン・ムバラク氏によると、分離独立派の南部暫定評議会(STC)は、軍部隊を解散させて政府の管理下に置くといった、リヤド合意の安全保障面と軍事面の構成要素を実施していないという。

ビン・ムバラク氏は、イエメン政府はアデンの新しい知事と治安責任者を任命することで、リヤド合意の政治的・安全保障的側面を実施したと述べ、STCがその軍部隊を政府の部隊と統合することに難色を示したため、イエメンのマイーン・アブドル・マリク・サイード首相とほとんどの閣僚がアデンを離れることになったと付け加えた。

「我々は、政府が首都での仕事を遂行できなくなるなど、この問題は悪影響をもたらしたと考えている」

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