
ウィーン:ロイターが確認した月曜日の国連核監視機関による加盟国向けレポートによれば、濃縮ウランに関する取り組みはイラン核合意復活に関する交渉を脅かすとの西側の警告にもかかわらず、イランはその取り組みを進展させた。
国際原子力機関は「2021年8月14日、同機関が確認したところによれば…イランはUF4(四フッ化ウラン)の形で最大20%濃縮のU-235を257 g 使用して、最大20%濃縮のウランU-235を200g製造した」と伝え、これはイランによる4段階の計画の3段階目にあたると付け加えた。なお 4段階目には原子炉燃料プレートの製造が含まれる。
その技術と製造方法に関する知識は核爆弾の核を作るために使用できることから、濃縮ウランに関するイランの取り組みはヨーロッパの3大国とアメリカを怒らせた。イランは、その取り組みの目的は完全に平和的なものであり、これは新しいタイプの原子炉燃料の開発である主張している。
ロイター