
アルジェ:水曜日、救急サービスはアルジェリアのすべての山火事を鎮火したと発表し、少なくとも90人の命が奪われた1週間あまりにおよぶ致命的な火災に終止符が打たれた。
水曜日午前、「森林火災は鎮火した」と、この北アフリカの救急サービスは発表した。
8月9日に火災が発生し、ある時点ではアルジェリア北部の複数の場所で数十件の火災が猛威を振るい、数万ヘクタールの森林を焼いた。
政府は、火災が放火犯と猛烈な熱波によるものであったとし、当局は22人の放火容疑者の身柄を拘束した。
警察はまた、放火の濡れ衣を着せられた男性に対するリンチで61人を逮捕した。このリンチ事件は国内に激しい憤りをもたらした。
暴徒はさらにこの被害者に火を放った。
当局は、今回の事件と火災に関して、首都アルジェの東にあり、地中海沿岸に沿って広がるカビリアの、主に大きな被害を受けたベルベル地域における独立運動を名指しで非難したようだ。
アルジェが「テロ組織」として分類するカビリア自己決定運動 (MAK) は、この非難をはねつけた。
アルジェリアはアフリカ最大の領土を持つ国で、内陸の多くは砂漠となっているが、北部には400万ヘクタール(1,000万エーカー)を超す森林があり、毎年夏に火事に見舞われている。
評論家は、当局が火災の備えを怠ったという。
アルジェリア軍は5機のヘリコプターを、救急サービスは3機の空中消火ヘリコプターを動員して火災と戦い、ヨーロッパからは消防航空機も応援に加わった。
アルジェリアはその後、4機の消防航空機の購入を決定した。
気候を専門とする科学者たちは、人為的な地球温暖化が世界中で気温の上昇とより極端な気象現象をもたらすだろうと繰り返し警告してきた。
AFP