
ワシントン:米国防総省は15日、イラン海軍のヘリコプターが「危険かつプロ意識に欠ける」行為を行ったとして同国を非難。ヘリはオマーン湾で、米海軍軍艦の約25ヤード(約23メートル)以内を飛行し、同艦の周囲を3回旋回したという。
国防総省のジョン・カービー報道官によると、イランのヘリは米国の強襲揚陸艦エセックスの周囲を3回旋回し、一時水面から10フィート(約3メートル)という低空飛行を行ったという。また、11月11日に発生したこの件によるエセックスの任務への影響はないとした。
「詳細は述べないが、エセックスの乗組員は、必要と思われる適切な部隊防護措置を取り、国際法に従って行動した」とカービー報道官。
米海軍は、アラビア湾とオマーン湾でのイラン海軍との危険かつプロ意識に欠ける遭遇と見なしたものを、定期的に公表している。
AP