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石油・ガス会議の開催初日、UAE=「炭化水素燃料をやめることは簡単ではない」

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15 Nov 2021 01:11:42 GMT9
15 Nov 2021 01:11:42 GMT9
  • OPEC産油国はグラスゴー会議で化石燃料の将来的役割を擁護

アブダビ国営石油会社(ADNOC)の最高経営責任者(CEO)であるスルタン・アル・ジャーベル氏は15日、世界は炭化水素燃料を「簡単にやめる」ことはできないと語った。そして、想定需要を満たすために、石油・ガス産業は2030年までに年間6000億ドル以上の投資が必要であると述べた。

アル・ジャーベル氏の発言は、13日にアブダビで始まった石油とガスに関する会議「ADIPEC」でのもの。その前にグラスゴーで開催された国連気候変動会議では、地球温暖化の主な原因として化石燃料に関する目標を初めて掲げることで合意した。

「国際社会はCOP26を終えたばかりだが、全体としては成功だった」。ジャーベルCEOはそう語り、世界のエネルギー安全保障を守りつつ気候変動に対処するための現実的なアプローチを再度求めた。

「未来のエネルギーシステムへの移行を成功させたいのであれば、現在のエネルギーシステムを単に廃止することはできません。スイッチを入れるだけで済むようなことではありません」とCEOは述べた。

OPEC産油国は、石油やガスの利用を中止しなくても温室効果ガスの排出量を削減できると気候会議で主張し、化石燃料の将来的な役割を擁護した。

2023年にCOP28を開催するアラブ首長国連邦(UAE)の産業・先端技術大臣を兼任するアル・ジャーベル氏は、ADNOCが炭素集約度の低減に努めながら、2030年までに生産能力を日量500万バレルに引き上げる計画であると述べた。

CEOは、自社が炭素回収・貯留能力を年間80万トンから500万トンに拡大していること、来年1月からは系統電力に原子力と太陽光エネルギーを使用することも明らかにした。

「こうした取り組みにより、ADNOCの操業時の排出量を大幅に削減することができます。また、2030年の炭素集約度の目標にも3分の1以上近づきます」とCEOは語った。さらに、2050年までに排出量を正味ゼロにするというUAEの目標にも貢献することができる、と付け加えた。

湾岸アラブ諸国はCOP28をきっかけとして「実際的で商業的、かつ持続可能なエネルギーソリューション」を目指す、とCEOは述べた。

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