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サウジアラムコ、幹部と従業員へのインセンティブとして10億ドルのIPO株を購入予定

11 Nov 2019
サウジアラビアのアブカイクにあるサウジアラムコの石油施設で働く労働者。2019年10月12日撮影(ロイター/ Maxim Shemetov /ファイル写真)
サウジアラビアのアブカイクにあるサウジアラムコの石油施設で働く労働者。2019年10月12日撮影(ロイター/ Maxim Shemetov /ファイル写真)
Updated 12 Nov 2019
11 Nov 2019
  • アラムコは、上場の際には従業員株式購入制度の導入も検討していると述べた。

フランク・ケイン

ドバイ:サウジアラムコは、12月に予定されている新規株式公開(IPO)と並行し、幹部やその他の職員に対するインセンティブプランとして、従業員に10億ドルの株式を提供する予定だ。

9日の夜遅くに公開されたIPO目論見書の中で明かされたこの計画には、アラムコが政府から株式を購入し、特別な条件の下で従業員が入手できるようにすることが含まれる。

詳細はまだ詰められている最中だが、この目論見書には「祝賀交付金計画」に関する記載があり、少なくとも一部の株式はアラムコの7万3千人の従業員の一部に無料で提供されることを意味している。

このような株式制度は、民営化では珍しいことではない。

貢献

この目論見書によると、アラムコの計画は、「会社の成長と成功に不可欠な貢献を行う従業員にさらなるインセンティブを与え、資格のある個人を引き寄せつなぎとめ、そのような従業員の利益を当社株主とさらに一致させる」ように設計されている 。

この制度は、「祝賀交付金」に加えて、幹部向けの長期インセンティブプラン、管理レベル向けの同様のプラン、他の有資格従業員向けのインセンティブ制度の3部分に分けられる。

アラムコは、上場の際には従業員株式購入制度の導入も検討していると述べた。

株式目論見書の公開は、サウジアラビア国民、条件を満たす居住駐在員、湾岸協力会議(GCC)国民のIPOに対する関心を刺激すると思われている。今までで最大の株式発行となることが期待されているこのIPOは、個人投資家に約10億株が公開され、2%が世界の投資家に売却される予定だ。 

個人投資家の需要が多い場合は、大規模な株式の購入に関心のある個人富裕層が機関投資に含まれる可能性がある。

最終的な販売比率は、株式に対する世界的な需要の強さによって決まる。また、政府は、大きなエネルギー貿易パートナーや政府系投資ファンドのような戦略的な外国投資家に大きなトランシェ株を売却する可能性もある。

この658ページにわたる目論見書には、アラムコに関する詳細な財務・商業情報が含まれており、株式に関心のある投資家によって綿密に検討されるだろう。

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