アラブニュース・ジャパン
東京:イスラエルが1967年に占領し1981年に併合したゴラン高原への入植者を倍増させる計画について、日本政府はこれを否定した。
林芳正外相は火曜日の記者会見で、「日本はイスラエルによるゴラン高原併合を認めない立場である。入植活動は国際法の違反であり、日本はイスラエル政府に対して入植活動の完全凍結を繰り返し呼びかけてきている」と述べた。
イスラエル政府は12月26日、ゴラン高原の人口を5年間で倍増させることを含むゴラン高原の開発計画を承認した。
林氏は「日本はこのような措置が域内の緊張をさらに高めることを憂慮しており、本件をめぐる動向を懸念をもって注視していきたい」と述べた。