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バーレーン、テロ計画を阻止し、イラン製の武器や爆発物を押収したと発表

(バーレーン通信)
(バーレーン通信)
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23 Nov 2021 04:11:00 GMT9
23 Nov 2021 04:11:00 GMT9
  • 逮捕者数は公表されていない

アラブニュース

ジェッダ:バーレーン内務省は22日、武装テロリストの一団を逮捕したと発表した。同省は、逮捕されたテロリストはイランのグループと関係があるとしている。

同省はTwitterに短い声明を投稿し、「安全保障と市民の平和に対するテロ活動を企てたテロリストを逮捕した」と述べた。

同省は続けて、「逮捕されたテロリストはイランのテロ組織と関係があり、イラン製の武器や爆発物が押収された」と述べた。

米海軍第5艦隊を始めとする国際的な海軍活動の拠点となっているバーレーンは、イランがバーレーン国内で不安を誘発しているとしばしば非難してきた。

バーレーンは昨年、イランのイスラム革命防衛隊の支援を受けたテロ攻撃を阻止したと発表した。

米国のロイド・オースティン国防長官は20日、米国政府は「圧倒的な軍事力」を展開することが可能で、外交でイランの核開発を阻止できない場合は、あらゆる選択肢を検討すると警告した。

また、米国のイラン担当特使を務めるロバート・マレー氏も19日に、イラン政府は引き返せない段階に近づいており、核合意再建のために「残された時間は短い」と警告した。

米国がイランに警告する一方、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、「今回のテヘラン訪問で、イランとの実りある協力的な直接対話のチャンネルを確立したい」という希望を表明した。

グロッシ氏は22日のツイートで、「本日テヘランに向けて出発し、#イランにおける未解決の問題に対処するためにイランの高官と会談する。@IAEAorgがイランで必要不可欠な検証活動を再開できるよう、実りある協力的な直接対話のチャンネルを確立したいと考えている」と述べた。

IAEAは19日、イラン政府が高濃縮ウランの備蓄量を再び増やし、備蓄量が2015年の核合意で定められた制限値を何倍も超えたと指摘した。

今回のグロッシ氏の訪問は、イランが11月29日にウィーンで開催される世界の主要国との協議に向けた準備を進める中で実施される。協議はイランと主要国が結んだ2015年の核合意の再建を目指して行われる。2015年の核合意では、イランが核開発計画を制限する代わりに、イランに対する制裁の緩和が約束されていた。

イランは、IAEA事務局長による訪問が「建設的」であることを期待していると述べた。

グロッシ氏は、ホセイン・アミラブドラヒアン外相に加え、イランの副大統領の1人で、原子力庁長官を務めるモハンマド・エスラミ氏と会合を開くことを予定している。

外務省のサイード・ハティブザデ報道官はテヘランで会見を行い、「ラファエル・グロッシ氏の訪問がこれまでと同様に建設的なものになることを期待する」と述べた。

「我々は常にIAEAに対し、技術協力の範囲内にとどまり、特定の国がIAEAに成り代わって政治的方向性を追求することを許さないよう助言してきた」

ハティブザデ氏は、「我々は完全なチームを結成し、制裁解除に向けた真剣な意志とともにウィーンに向けて出発する」と述べた。

「他の当事者も、現実的で包括的な合意の実現に向けてウィーンに来るよう務めるべきだ」

グロッシ氏は前回、9月12日にテヘランを訪れ、イランの核施設に設置された監視装置の利用に関する合意を成立させた。

交渉が決裂した場合、米国が軍事介入することをイランが恐れているのかとの質問に対し、ハティブザデ氏は8月に米軍がアフガニスタンから撤退したことを指摘した。

ハティブザデ氏は、「我々はアフガニスタンのような国において米国が行ったすべての選択肢を見てきた。また、米国もその結果を見てきた。我々は米国の言うことを信じない」と述べた。

ハティブザデ氏は、米国が「ウィーンでの協議を前に心理的な雰囲気を作り出すことを目指し、国際社会に誤った物語を信じさせようとしている」と非難し、「それは米国の助けには全くならない」と付け加えた。

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