Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • イラクの政党本部とグリーンゾーンが襲撃され、治安に対する懸念が強まる

イラクの政党本部とグリーンゾーンが襲撃され、治安に対する懸念が強まる

2022年1月9日にバグダッドの議会議事堂で撮影されたモハメド・アル・ハルブーシ氏。(イラク議会メディアオフィス/ロイター通信)
2022年1月9日にバグダッドの議会議事堂で撮影されたモハメド・アル・ハルブーシ氏。(イラク議会メディアオフィス/ロイター通信)
Short Url:
15 Jan 2022 04:01:19 GMT9
15 Jan 2022 04:01:19 GMT9
  • 米国大使館は「イラクの主権と国際関係を損なおうとするテロ組織」を非難した

バグダッド:警察関係者によると、14日未明、イラク議会議長モハメド・ハルブーシ氏が率いるタカドゥム党のバグダッド本部で手榴弾による爆発があり、警備員2人が負傷した。

警察の発表によると、爆発で建物のドアや窓が破損した。どのグループも犯行を主張しておらず、ハルブーシ氏やイラク政府も事件に関するコメントを現時点で出していない。

警察によると、同じくスンニ派の政治家ハミス・アル・ハンジャル氏が率いるアズム党のバグダッド本部を狙った同様の事件が数時間後に起きたが、被害は軽微だった。

2件目の事件についても、犯行声明は出されていない。

10月10日の総選挙で庶民派のシーア派聖職者モクタダ・アル・サドル師が最大の勝者となったイラク議会は今月9日にハルブーシ氏を議長として選出し、ハルブーシ氏は2期目を務めることが決まった。

イランと連携し、アル・サドル師と対立するシーア派政党はハルブーシ氏の選出に反対した。

13日、イラクの最高裁判所である連邦最高裁判所は、ハルブーシ氏の再選は違憲だと主張して議員2人が提訴したことを受け、ハルブーシ氏の職務を暫定的に停止した。

ハルブーシ氏の職務停止は、大統領の選出が最初の任務となる議会の活動に影響を与えることになる。選出された大統領は10月の総選挙の結果を受けて新政府を樹立する首相を指名しなければならない。

しかし裁判所は、議長の職務停止はイラクの新大統領を選出する30日間の期限には影響しないはずだと述べた。 

また、イラクの治安関係者によると、13日にバグダッドのグリーンゾーンでロケット弾による攻撃が発生して子ども2人を含む3人が負傷した。1発が学校に、2発が米国大使館の敷地に着弾したという。

匿名を希望したイラク政府高官は「ロケット弾3発がグリーンゾーンに向けて発射された」と述べ、「うち2発は米国大使館の敷地内に落ち、もう1発は近くの学校に落ちた。この攻撃で女性1人、女児1人、男児1人が負傷した」と続けた。

ここ数か月、イラクに駐留する米軍や米軍関係者を標的とするロケット弾攻撃や無人機による爆弾攻撃が何十件も発生している。

これらの攻撃に関する犯行声明が出されることはまれだが、決まって親イラン派の犯行とされている。

イラクで活動する親イラン派は、イラクに駐留するすべての米軍を撤退させるよう求めている。

匿名を希望した別の治安関係者は、13日の攻撃で米国大使館の建物内に負傷者や被害は発生しなかったと述べた。

米国大使館は防備を高度に強化したバグダッドのグリーンゾーンにあり、グリーンゾーンには議会や他の政府機関もある。

米国大使館はフェイスブックで声明を出し、「イラクの安全、主権、国際関係を損なおうとするテロ組織」による攻撃だと非難した。

ロイター/AP

topics
特に人気
オススメ

return to top