• UAE国防省の発表によると、この事件で死傷者は出ていない
• UAE国防省は、イエメン北部アルジャウフ地域のミサイル発射場を破壊することで攻撃に対応したと発表

アラブニュース

リヤド：サウジアラビアは月曜日、フーシ派武装勢力によるUAEの民間地域や建造物に対する止まない攻撃の試みについて強く非難した。

UAEは、イスラエルのアイザック・ヘルツォーク大統領の初訪問を迎えた月曜日の早朝に、イランの支援を受けた民兵が発射した弾道ミサイルを迎撃したと発表した。

これはこの数週間で3回目となる同国への攻撃で、負傷者は出ていない。

サウジ外務省の発表によると、王国は、UAEの安全と安定を脅かすあらゆるものに対して、同国を全面的に支持することを表明した。

王国は、「イエメンに正当性を回復するための有志連合」を主導する者として、フーシ派のテロの試みと攻撃に立ち向かい続けていると、同省は付け加えた。

王国はまた、UAEの安全と国民・住民の安全を守るためにUAEが取るあらゆる措置を支持すると述べた。

湾岸協力理事会（GCC）の事務局長は、フーシ派の攻撃と、重要な民間施設を組織的に標的にしたことについて非難した。

ナーイフ・ファラー・アル・ハジュラフ氏は、フーシ派の攻撃が続くことは、同武装勢力が国際社会に対して露骨に反抗し、あらゆる国際法や規範を無視していることを示していると強調した。

アル・ハジュラフ氏は、国際社会に対し、責任を負い、武装勢力に対して断固とした態度をとるよう求めた。

また、米国も月曜日にこの攻撃を非難した。

「アブダビに対するフーシ派のミサイル攻撃を非難する。イスラエルの大統領が地域間の橋渡しと安定を促進するためにUAEを訪問している一方で、フーシ派は民間人を脅かす攻撃を続けている」と国務省のネッド・プライス報道官は述べた。

フランス外務省は、「フーシ派の度重なる攻撃は容認できず、UAEの安全と地域の安定を脅かしている」と述べている。

同省は、湾岸諸国との連帯を再確認し、地域の安全と安定のための行動を支持すると表明した。

UAEの国防省は、ミサイルの破片が「人口密集地の外」に落下したと発表した。

同省はその後、イエメン北部のアルジャウフ地域にあるミサイル発射場を破壊することで対応したと述べ、爆発の白黒映像を公開した。

UAE大統領の外交顧問アンワール・ガーガシュ氏は、次のように述べている。「UAEを試す者は過ちを犯している」

「我々は、テロ組織の幻想に基づく脅しや空想を、国家の安全と主権を保証する方法で対処可能な一過性の問題として捉えており、それ以上のものとは考えていない」