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米国主導部隊の反ジハード主義作戦によりシリア北西部で戦闘勃発:モニター

戦闘は地域内で2時間続いた。(AFP/ファイル)
戦闘は地域内で2時間続いた。(AFP/ファイル)
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03 Feb 2022 07:02:27 GMT9
03 Feb 2022 07:02:27 GMT9
  • 作戦の焦点となっていたジハード主義者の身元は現在のところ公開されていない

ベイルート:米国主導の反ジハード主義同盟部隊が3日、指名手配中の過激派を捜してシリア北西部に上陸し、戦闘に発展した、とシリア人権監視団が報じた。

シリア国内の情報源ネットワークを活用する人権監視団は、アトマの避難民キャンプ付近にヘリコプターから部隊が降り立ったと述べた。アトマはトルコとの国境に近く、ジハード主義者が占拠するイドリブ県にある町だ。

作戦について人権監視団代表のラミ・アブドル・ラーマン氏は、連合特殊部隊が2019年10月にイドリブで開始し、ダーイシュ指導者アブ・バクル・アル・バグダディ容疑者の殺害につながった襲撃以来の最も大きな規模だったとAFPに述べた。

モニターによれば、戦闘は地域内で2時間続いた。また、作戦の焦点となっていたジハード主義者の身元は現在のところ公開されていない。

人権監視団は人数や身元についての詳細を提供することなく、「死亡者が確認された」と発表した。

地域の住民は、砲撃と銃声が聞こえたとAFPへ語った。

住民間に流された連合部隊による音声記録では、対象地域の住居から女性と子供は避難するよう、アラビア語で呼びかけているのを聴き取ることができる。

ダーイシュと戦う目的で組織されている国際連合は、作戦についてコメントを求めたAFPからの問い合わせに返答しなかった。

ジハード主義指導者らは、紛争で難民になった人々の間に身を隠すためアトムの混雑したキャンプを利用している、と専門家は指摘する。

連合部隊は、アルカイダとつながりのあるジハード主義指導者らを標的に、イドリブで頻繁に攻撃を仕掛けている。

10月23日、米軍はアルカイダ幹部のアブドゥル・ハミド・マタル容疑者を殺害したと発表した。

「アルカイダは、組織を立て直し、外部の仲間と連携して海外作戦を計画するための安全な隠れ家としてシリアを利用している」と、米中央軍報道官のジョン・リグスビー陸軍少佐は当時の声明で発表した。

イドリブは、アルカイダの元シリア支部指導者らが所属するジハード主義組織、タハリール・アル・シャーム(HTS)に占拠されている。

AFP

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