イランのイブラヒム・ライシ大統領は10日、イラン核合意再建に向けた協議がウィーンで開催されているが、イラン政府としては「一切期待していない」と述べた。核合意がとん挫したのは、アメリカが当時のドナルド・トランプ前大統領の指示で離脱したからだ。
「我々はイランの東、西、北、南側に対しては希望を抱いているが、ウィーンとニューヨークに対しては希望など一切抱いていない」と1979年の「イラン革命」43周年を記念するテレビ演説で、ライシ大統領が述べた。
ロイター通信