

エファレム・ コッセイフィ
ニューヨーク:イエメンのフーシ派民兵は、武力紛争における子どもの徴用と利用、少年少女の殺害と傷害、学校と病院への攻撃、その他の重大な侵害を終わらせ、防止するための行動計画に国連と署名した。国連報道官が月曜日に発表した。
ステファン・デュジャリック報道官は発表で、フーシ派が6カ月以内に子どもたちを特定し、解放することを約束した、と付け加えた。
「本日、紛争における主要当事者はすべて、子どもに対する重大な侵害を終わらせ、防止するための公約に署名した」
イランの支援を受けた民兵組織に徴用され、戦闘で死亡した子どもたちが2020年には1500人近く、翌年には500百人以上に上ったことが、1月の国連報告書で明らかになった。2015年に始まった同国の内戦では、1万人以上の子どもたちが犠牲になっている。
国連の専門家は、フーシ派が子どもたちを徴用し、サマーキャンプやモスクを使って教化し、武器の扱い方を教えていると、繰り返し述べてきた。
武力紛争における子どものための国連特別代表バージニア・ガンバ氏は、ニューヨークからの証人として行動計画に署名し、イエメンの子どもを守るための措置を歓迎した。
彼女はすべての紛争当事者に対し、「現在の停戦の機会を利用して、子どもの権利と、彼らが必要とする事を優先させること」を求めた。彼女は、合意の実施において、フーシ派を支援する国連の意志を改めて表明した。
フーシ派と、国際的に承認された政府との間の停戦は、聖なるラマダン月の初日に発効された。休戦期間は2カ月で、更新される可能性もある。
両当事者は、地上、空、国境を越えた攻撃を停止し、ホデイダ港への石油タンカーの入港を許可し、サヌア国際空港の商業便を再開し、タイズの包囲を解除することに合意していた。