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イエメンの市場で3度目の空爆、市民17人死亡

国連はイエメン内戦を世界最悪の人道危機とみなしている。(File/AFP)
国連はイエメン内戦を世界最悪の人道危機とみなしている。(File/AFP)
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26 Dec 2019 06:12:50 GMT9
26 Dec 2019 06:12:50 GMT9
  • 国連によると今回死亡した市民17人のうち12人がエチオピア出身の移民だった
  • 国連の発表では、この市場での攻撃で89人の市民が死亡または負傷した

サナア: イエメン北部サアダ県の市場で攻撃があり、市民17人が死亡した。国連によると、同じ場所で死者を出した空爆が起きたのは、わずか1ヵ月余りの間で3度目。

イエメンは、政府軍とイランが支援するフーシ派の間で行われていた大規模な紛争が鎮静化し、比較的平穏な状態だったにもかかわらず攻撃が行われた。

国連の発表では、フーシ派が拠点とするサアダ県にあるAl-Raqw市場で25日に空爆が発生。死亡した市民17人のうち12人がエチオピア出身の移民だった。

国連は少なくとも12人が負傷したと述べたが、誰が空爆を行ったのか、使用された武器が何だったのかについては言及しなかった。

11月22日 にAl-Raqw市場で発生した攻撃では、22人が死亡した。ここにもエチオピア人が含まれている。それからわずか数日後、2度目の攻撃で新たに10人の市民が死亡し、22人が負傷した。

国連はこの市場への攻撃で89人の死者または負傷者が出たと発表している。

2015年3月以降、何万人もの人々(ほとんどが市民)が殺害され、住む場所を追われた。

国連はイエメン内戦を世界最悪の人道危機とみなしている。

AFP通信

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