
アラブニュース
リヤド:国連イエメン担当特使のハンス・グルンドベルグ氏は11日、アデンへの2日間の訪問を終えた。
グルンドベルグ氏は今回の訪問で、大統領指導評議会のラシャド・アル・アリミ議長、マイーン・アブドルマリク・サイード・イエメン首相、大統領指導評議会のターレク・サーレハ副議長と会談を行った。
国連特使は停戦状況と、この停戦が現時点までにイエメンの一般市民にもたらした恩恵、特に民間人犠牲者数の大幅な減少を確認した。
また、さまざまな課題、特にタイズやその他の県での道路開通や、サヌア空港を飛び立つ民間航空便の再開などの問題を解決していく方法についても協議した。
グルンドベルグ氏は、「当事者は、迅速に停戦のすべての要素を並行して実施し、戦争が民間人に及ぼす影響を緩和し、人と物資の移動の自由を促進する必要がある。当事者には、建設的な取り組みと、人道的なあらゆる側面へのコミットメントを呼びかける」と語った。
そして、「イエメンの当事者が解決策を突き止め、信頼を高め、この停戦を土台に、男女を問わずイエメン人の正当な希望にかなう包括的かつ持続可能な政治的解決策へと向かうために、引き続き積極的に支援していく」と付け加えた。