
アラブニュース・ジャパン
東京:日本政府は、6月2日に国連が発表したイエメン停戦延長を歓迎し、「停戦延長に向けたサウジアラビアとオマーンの重要な努力」を称賛した。
東京の外務省はまた公式声明の中で、この停戦合意のために払われた、イエメンのすべての当事者、地域諸国や国連のハンス・グルンドベルグ・イエメン担当特使の支援努力も賞讃した。
日本政府の声明は、イエメン内戦の解決は軍事的手段ではなく、イエメンの人々の対話を通じた政治的解決によってのみもたらされることを強調した。
「この観点から、日本政府は、この停戦協定が引き続きすべての当事者によって遵守され、タイズおよび他県の道路が開通し、関係者がイエメンの恒久的平和の実現に向けた対話を進展させていくことを強く望む」
日本政府は停戦支援のため、イエメンの人道支援に積極的に取り組んできており、その中には2022年5月10日に発表された、食糧危機に対する緊急無償資金協力も含まれる。
外務省は、日本政府が国連や関係諸国と協力し、イエメンの平和と安定の実現に向けた努力の継続に引続きコミットしていくと述べた。